サクラ大戦シリーズの順番|ゲーム・アニメを発売順と時系列で整理

サクラ大戦シリーズの順番|ゲーム・アニメを発売順と時系列で整理

『サクラ大戦』を追いかけようとすると、まず「どれから手を付ければいいのか」で止まります。ゲームは本編だけで6作、アニメはOVAが5シリーズにテレビ版と劇場版、さらに舞台や歌謡ショウまであるからです。

結論から書くと、ゲームは発売順に遊べば、作中の時系列もそのまま並びます。『サクラ大戦』(太正12年)から『4』(太正16年)までは主人公が同じ大神一郎で1年ずつ進み、『V』(太正17年)で主人公が交代、『新サクラ大戦』(太正29年)で世代が変わります。アニメも基本は発売順でよく、例外は「OVA『桜華絢爛』の前半がゲーム1作目より前の話」「劇場版『活動写真』が3と4の間の話」の2点だけです。

この記事では、セガの公式ポータル「サクラ大戦.com」の年表とHISTORYページの発売日をもとに、ゲームとアニメを発売順と作中の時系列の2つの軸で整理します。(2026年9月23日時点の公式の記載にもとづきます)

目次

サクラ大戦 本編ゲームの順番【発売順=時系列】

まず本編6作と、本編に数えられることが多い外伝1作です。作中の年代は「太正」という架空の元号で、太正12年が西暦1923年にあたります。

順作品名発売日(初出機種)作中の年代舞台主人公
1サクラ大戦1996年9月27日(セガサターン)太正12年(1923年)帝都・東京大神一郎
2サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~1998年4月4日(セガサターン)太正14年(1925年)帝都・東京大神一郎
3サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~2001年3月22日(ドリームキャスト)太正15年(1926年)巴里(パリ)大神一郎
4サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~2002年3月22日(ドリームキャスト)太正16年(1927年)帝都・東京大神一郎(大神編の完結)
外伝サクラ大戦V EPISODE 0 ~荒野のサムライ娘~2004年9月22日(PS2)Vの前日譚アメリカ西部から紐育へジェミニ・サンライズ
5サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~2005年7月7日(PS2)太正17年(1928年)紐育(ニューヨーク)大河新次郎(大神の甥)
6新サクラ大戦2019年12月12日(PS4)太正29年(1940年)帝都・東京神山誠十郎
発売日はサクラ大戦.comのHISTORY・年表ページ、作中年代は各作品の公式設定とファミ通の年表記事にもとづく

表のとおり、1から4までは主人公が同じで、作中の時間も発売順に進みます。5作目の『V』で舞台がニューヨークに移って主人公が代わり、『新サクラ大戦』は『V』から12年後の話です。作中では太正19年に「降魔大戦」という大きな戦いがあり、旧作の登場人物が退いたあとの新しい世代が描かれます。

なお、『3』はオープニング映像の出来でもよく語られる作品で、「制作費3億円」という噂まであります。この噂が本当かどうかはサクラ大戦3のOPに3億円は本当かを検証した記事で出典をたどっています。

『V EPISODE 0』はアクションゲームで、『V』のヒロインの1人ジェミニが紐育にたどり着くまでを描く前日譚です。『V』の前に遊ぶと人物の背景が分かりますが、ジャンルが違うので飛ばしても本編の理解には困りません。

迷ったらどれから?目的別のおすすめの順番

「発売順」が基本ですが、遊べる機種や使える時間によって現実的な入口は変わります。

全部遊ぶなら: 1 → 2 → 3 → 4 → V → 新

物語が1本につながっているので、この順が最も分かりやすい形です。とくに『4』は1〜3の登場人物が全員そろう完結編なので、先に『4』から入ると誰が誰か分からないまま終わります。

時間がないなら: 1 → 2 → 4

帝都を舞台にした大神編の芯は1・2・4です。『3』は巴里で新しい仲間が加わる話なので、『4』に出てくる巴里のメンバーの背景が薄くなりますが、本筋は追えます。

現行機で遊べるものだけなら: 新サクラ大戦 → アニメで旧作を補う

2026年9月時点で、PS5やSwitchなど今のゲーム機で新品を買って遊べる本編はPS4版『新サクラ大戦』(PS5でも動作)だけです。旧作は当時のハードが必要になります。どの作品がどの機種で遊べるかはサクラ大戦を今から遊ぶ方法の記事にまとめました。旧作の空気を先に知りたいなら、次の章のアニメで補う方法があります。

サクラ大戦 アニメ・映画の順番と時系列上の位置

アニメはゲームの「間」や「前後」を埋める作りになっています。放送・発売順に並べ、どのゲームの時期にあたるかを添えました。

順作品名形態放送・発売時系列上の位置
1サクラ大戦 桜華絢爛OVA 全4話1997年12月〜1998年7月第1〜3幕はゲーム1作目より前(花組の結成)、第4幕は1作目の途中
2サクラ大戦 轟華絢爛OVA 全6話1999年12月〜2000年12月ゲーム『2』の結末時点からの回想。1話目が『1』、2話目以降が『2』の時期
3サクラ大戦(テレビアニメ)TV 全25話2000年4月〜9月ゲーム1作目の物語をアニメ独自の脚本で再構成(ゲームとは別の流れ)
4サクラ大戦 活動写真劇場版2001年12月22日公開太正15年12月。大神が巴里にいる『3』の時期で、『3』と『4』の間
5サクラ大戦 エコール・ド・巴里OVA 全3話2003年3月〜8月『3』の期間中に起きた、ゲームで描かれなかった話
6サクラ大戦 ル・ヌーヴォー・巴里OVA 全3話2004年10月〜2005年3月『3』のエンディング後
7サクラ大戦 ニューヨーク・紐育OVA 全6話2007年4月〜8月『V』のその後
8新サクラ大戦 the AnimationTV 全12話2020年4月〜6月ゲーム『新サクラ大戦』の1年後
放送・発売時期は各作品の公式情報とサクラ大戦.comのHISTORYページにもとづく

アニメだけを見る場合も、上の順(発売順)でほぼ時系列どおりになります。例外は『桜華絢爛』の前半がゲーム1作目より前の話であることと、テレビアニメがゲームと同じ出来事を別の脚本で描いていることの2点です。テレビ版はゲーム1作目の「もう1つの描き方」なので、ゲームを先に遊んだ人は違いを楽しむ見方になります。

なお、30周年企画としてOVA4作品(桜華絢爛・轟華絢爛・エコール・ド・巴里・ル・ヌーヴォー・巴里)がトムス・エンタテインメント公式YouTubeで期間限定の無料配信をすると2026年9月11日に発表されています。旧作アニメの入口としては、この配信が一番手軽です。

ゲームとアニメを1本の時系列に並べると

作中の年代順に、ゲームとアニメをまとめて並べ直したものです。「今どこを見ているか」を確かめる用途に使ってください。

作中の時期作品
太正12年より前OVA『桜華絢爛』第1〜3幕(花組の結成)
太正12年ゲーム『サクラ大戦』/OVA『桜華絢爛』第4幕/テレビアニメ(別の描き方)/OVA『轟華絢爛』第1話
太正14年ゲーム『サクラ大戦2』/OVA『轟華絢爛』第2話以降
太正15年ゲーム『サクラ大戦3』/OVA『エコール・ド・巴里』/劇場版『活動写真』(12月)/OVA『ル・ヌーヴォー・巴里』(3の後)
太正16年ゲーム『サクラ大戦4』
太正17年『V EPISODE 0』(前日譚)→ ゲーム『サクラ大戦V』→ OVA『ニューヨーク・紐育』(その後)
太正19年降魔大戦(『新サクラ大戦』の作中で語られる過去の出来事)
太正29年ゲーム『新サクラ大戦』→ 翌年『新サクラ大戦 the Animation』
作中年代は各作品の公式設定にもとづく整理

歌謡ショウ・舞台の流れ|1997年から2026年の新作舞台まで

『サクラ大戦』は、声優本人が歌って演じる「歌謡ショウ」を毎年夏に上演してきたことでも知られます。物語を追う上で必須ではありませんが、30周年の年にも舞台が続いているので、流れだけ押さえておきます。

  • 1997年〜2006年: 歌謡ショウを毎夏上演(第1回『愛ゆえに』から2006年の『新・愛ゆえに』まで)
  • 2007年: 武道館ライブ「帝都・巴里・紐育」
  • 2008年: 紐育レビュウショウのラスト公演で歌謡ショウが一区切り。以後はライブが中心
  • 2013年: 舞台『サクラ大戦奏組 ~薫風のセレナーデ~』
  • 2020年・2021年: 『新サクラ大戦 the Stage』と続編『~二つの焔~』
  • 2026年9月18日〜27日: 『新サクラ大戦 the Stage ~誠伝 TSURUGI~』をシアターサンモール(新宿)で上演。舞台は京都で、新キャラクターが中心

2026年は30周年で、舞台のほかに記念展も予定されています。日程やチケットは30周年記念展のまとめ記事で整理しています。

サクラ大戦の順番に関するよくある質問

『新サクラ大戦』から始めても大丈夫?

物語としては成立します。『新サクラ大戦』は旧作から12年後の新しい世代の話で、旧作の登場人物は「過去の英雄」として語られる立場です。ただし旧作を知っているほうが分かる場面は多いので、気になったら上のアニメの順番で旧作の空気を補うのが現実的です。

『サクラ大戦 熱き血潮に』はどこに入る?

『熱き血潮に』はPS2向けに作り直された1作目のリメイク(2003年2月27日発売)です。順番としては1作目と同じ位置で、セガサターン版の代わりに遊ぶ形になります。

外伝や派生ゲームはどの順で?

『花組通信』『蒸気ラジヲショウ』などのファンディスクや、『サクラ大戦物語 ~ミステリアス巴里~』のような外伝は、それぞれ対応する本編(1・2や3)を遊んだ後に触れるものです。本編の理解に必要な話は含まれていません。

まとめ

  • ゲームは発売順(1 → 2 → 3 → 4 → V → 新)で遊べば時系列もそろう。1〜4は同じ主人公で1年ずつ進む
  • アニメも発売順でよい。例外は『桜華絢爛』前半が1作目より前、『活動写真』が3と4の間の2点
  • 今の機種で新品が買える本編は『新サクラ大戦』(PS4/PS5)だけ。旧作は当時のハードが必要
  • 2026年は30周年。9月に新作舞台、10月末から記念展がある

参考リンク

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この記事を書いた人

ゲームのウラ話 運営者:Satimo

1990年代から30年以上にわたってゲームをプレイし続けるレトロゲーマー。
特に思い入れが強いのは初代PlayStation時代のSIEタイトル群で、
『サルゲッチュ』『どこでもいっしょ』『パラッパラッパー』は全作品プレイ済み。
現在も最新ハード(PS5・Switch2)からレトロゲームまで幅広くプレイ中。
当ブログでは、長年のプレイ経験に基づいた一次情報レベルのレビュー・考察を
発信しています。

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