FF14をプレイしていて、こんな経験はありませんか?
「ホットバーの枠が足りなくて、スキルをクリックしている間にギミックを踏んでしまった」
「長時間プレイしていると、左手の小指がつりそうになる」
「憧れのレイド勢のような、流れるようなスキル回しができない……」
私自身、かつては一般的な3ボタンマウスとキーボードだけでプレイしていましたが、高難易度コンテンツ(零式)に挑む際、操作の限界を感じていました。GCD(グローバルクールダウン)の間にアビリティを挟みながら、AOEを避けて、さらにバフの管理もしなきゃいけない……。指があと2本くらい欲しくなりますよね。
そこで導入したのが、「MMO用多ボタンマウス」と「左手デバイス」です。
結論から言うと、デバイスを変えるだけで世界が変わります。
DPS(火力)が目に見えて向上し、何より「操作のストレス」が激減しました。今まで必死にキーボードを叩いていたのが嘘のように、直感的にキャラクターを動かせるようになるのです。
この記事では、現役ヒカセン(光の戦士)である私が、実際に使って「これなら間違いない」と確信したおすすめデバイス5選と、導入後の「挫折しない設定のコツ」を徹底解説します。
FF14に「多ボタンマウス・左手デバイス」が必須級な理由

なぜ、上級者の多くがこれらのデバイスを使っているのでしょうか?
単に「便利だから」というレベルを超えて、FF14というゲームシステムそのものに理由があります。
一般的なマウスとMMO用マウスの決定的な違い(サイドボタンの重要性)
一般的なマウスにはサイドボタンが2つしかありませんが、FF14用(MMO用)マウスには12個のボタンがついています。
FF14のスキル回しは、レベル90や100にもなると、20〜30個近いスキルを使い分ける必要があります。これをキーボードの「1」から「^(キャレット)」まで指を伸ばして押すのは、物理的に無理がありますよね。移動しながら「7」キーを押そうとして、指が絡まった経験があるのは私だけではないはずです。
多ボタンマウスがあれば、親指だけで12個(Shift同時押しを含めれば24個)のスキルを即座に発動できます。
つまり、「移動(WASD)」と「攻撃(スキル)」の役割分担を、左右の手で完全に分けられるのです。これが、ギミック処理の安定感に直結します。
WASD移動から解放される「左手デバイス(スティック)」のメリット
もう一つの革命が「左手デバイス」です。
最大の特徴は、親指部分についている「スティック」です。
通常、キャラクターの移動には「W・A・S・D」の3本の指を使います。しかし、移動中は中指や薬指が塞がってしまうため、その指で押すべきスキルが発動できません。
左手デバイスなら、親指一本でグリグリ動かすだけで移動完了。 余った4本の指は、すべてスキル発動やターゲット選択に使えます。
「移動しながら攻撃する」という、FF14で最も重要なアクションが、驚くほど簡単になるのです。
【2025年版】FF14おすすめゲーミングマウス3選

ここからは、実際にFF14での使用実績が多く、信頼できるマウスを厳選して紹介します。
Razer Naga V2 Pro(サイドボタン換装可能、最強の汎用性)
「絶対に失敗したくない」という方には、これ一択です。
Razerのフラッグシップモデルで、最大の特徴は「サイドプレートを交換できる」こと。12ボタン、6ボタン、2ボタンの3種類のプレートが付属しており、磁石で簡単に付け替えられます。
- メリット: FF14では12ボタン、FPS(ApexやValorant)をする時は2ボタン、と使い分けが可能。ワイヤレス接続も非常に安定しており、レイド中に接続が切れる心配もありません。
- 注意点: 価格がやや高めですが、マウス2個分を買うと思えばコスパは悪くありません。
重量も重すぎず、多ボタンマウスの「完成形」と言えるでしょう。
Logicool G600t(※入手困難な現状と、中古・並行輸入のリスクと対策)
かつて「MMOマウスといえばこれ」と言われた伝説の名機、G600t。
しかし残念ながら、現在は生産終了しており、市場在庫のみとなっています。
- 現状: Amazonや楽天では定価の倍以上のプレミア価格がついていることが多く、並行輸入品(保証なし)も混ざっています。
- Gシフト機能: 薬指で押す「第3のクリック」ボタン(Gシフト)があり、これを押している間はサイドボタンの役割が変わる機能が神がかっていました。
もし、中古ショップやフリマアプリで「状態の良いG600」を見つけたら即確保レベルですが、新品で長く使いたいなら、今はRazerやSteelSeriesを選ぶのが現実的な選択肢です。
SteelSeries Aerox 9 Wireless(軽さは正義、長時間プレイ派へ)
「多ボタンマウスは重くて手首が疲れる」という常識を覆したのがこのマウスです。
本体がハニカム(蜂の巣)構造で穴だらけになっており、重量はわずか89g。一般的な多ボタンマウスより30g〜40gも軽いです。
- メリット: 長時間の絶(Ultimate)攻略や、休日のぶっ通しプレイでも手首への負担が段違いに軽いです。防水防塵(IP54)なので、穴が開いていても手汗やドリンクの跳ねで壊れる心配はありません。
- 使用感: サイドボタンが少し長めに設計されており、指の長い人や、海外サイズの手にはフィットしやすいです。手が小さめの方は、実店舗で一度握ってみることをおすすめします。
操作革命!FF14おすすめ左手デバイス2選

マウスとセットで導入したい、左手デバイス(キーパッド)の決定版です。
Razer Tartarus V2 / Pro(定番中の定番、迷ったらコレ)
左手デバイスのエントリーにして頂点です。
V2(メンブレン)とPro(光学スイッチ)の2種類がありますが、予算が許すなら反応速度と耐久性に優れたProをおすすめします。
- 操作感: 手のひらをパームレストに置いたまま、親指で8方向パッド(移動)を操作し、残りの指で約20個のキーへアクセスできます。
- FF14設定のコツ: 親指のパッドは初期設定だと「矢印キー」などが割り当てられていますが、ソフト(Synapse)側で「ジョイスティック」として設定するのではなく、「W・A・S・D」キーを割り当てるのが一般的です。これにより、アナログスティックのような感覚でキャラクターを動かせます。
Azeron Cyborg(究極のカスタマイズ性、指ごとの調整が可能)
「ガジェット沼」の住人が最後にたどり着くのが、このAzeron(アゼロン)です。
一見すると「拷問器具?」と思うような3Dプリンター製の独特な形状ですが、これが人間工学の極致。
- 指ごとの調整: 指一本一本の長さや角度に合わせて、タワーの位置をミリ単位で調整できます。「自分の手にデバイスを合わせる」ことができる唯一の製品です。
- スイッチ感覚: キーボードを押すというより、指先で「カチッ」とスイッチをトリガーする感覚に近く、わずかな指の動きでスキルが発動します。
ただし、海外からの取り寄せになることが多く(Amazonでも買えますが在庫が不安定)、設定の自由度が高すぎるため、「自分で設定をいじるのが好き」な人向けです。
買っただけではダメ?初心者が最初にするべき設定のコツ
これらのデバイスは、「買ってUSBを挿せばすぐに強くなる」魔法の杖ではありません。
多くの人が「設定が面倒くさい」「慣れる前に心が折れた」と言って、元のデバイスに戻ってしまいます。そうならないためのステップを紹介します。
FF14側でのキーバインド設定の基本
まず、ゲーム内の「キーバインド設定」と「ホットバー設定」をリンクさせましょう。
- ホットバーの形状をマウスに合わせる:
FF14のHUD設定で、ホットバーを「3×4」の形状に変更します。これがサイドボタン(3列x4行)の配置と視覚的に一致するため、直感的に押せるようになります。 - 修飾キー(Ctrl / Shift)を活用する:
- サイドボタンそのまま = ホットバー1
- Ctrl + サイドボタン = ホットバー2
- Shift + サイドボタン = ホットバー3
このように設定すれば、親指の動きは変えずに、最大36個のスキルを使い分けられます。
挫折しないための「慣れるまで」のステップ(木人での練習法)
いきなり「コンテンツルーレット」や「レイド」に行かないでください。絶対にパニックになって「あぁっ!動けない!」と床を舐めることになります。
- まずは「木人(ダミー)」を叩く:
家の庭やフィールドの木人を相手に、基本のスキル回し(開幕バーストなど)を指が覚えるまで繰り返します。画面のホットバーを見ずに押せるようになるのが目標です。 - 「フェイス(NPC)」とIDに行く:
他人に迷惑をかけないフェイスシステムを使って、実際に移動しながらスキルを撃つ練習をします。 - 慣れるまで1週間は我慢:
脳の配線がつなぎ変わるまで、個人差はありますが3日〜1週間かかります。「前のほうが楽だった」と思う瞬間が必ず来ますが、そこを乗り越えた先に「思考と操作が直結する快感」が待っています。
まとめ
- Razer Naga V2 Pro: 万能で失敗しない最強マウス。
- SteelSeries Aerox 9: 軽さ重視、長時間プレイヤー向け。
- Razer Tartarus Pro: 移動操作を劇的に変える左手デバイス。
ゲーミングデバイスへの投資は、決して安いものではありません。しかし、一度揃えてしまえば、数千時間のプレイがすべて「快適」になります。
ストレスフリーな環境で、ギミック処理もスキル回しも完璧に決まったときの脳汁(達成感)は、何物にも代えがたいですよ。
まずはマウスだけでも、あるいは左手デバイスだけでも導入してみて、エオルゼアでの「新しい操作感」を体験してみてください!
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