2021年の発表から長い沈黙を守り続けている『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』(ドラクエ12)。
真っ黒な背景に燃え盛るロゴ、そしてサブタイトルの「運命の炎」。
これまでの「勇者の明るい冒険」とは一味違う、不穏な空気を感じ取った方も多いのではないでしょうか?
生みの親である堀井雄二氏が放った「ダーク」「大人向け」という言葉。
「え、ドラクエで流血とかあるの?」
「子供と一緒に遊べない内容になっちゃうの?」
そんな不安と期待が入り混じるファンのために、今回は過去のスクエニ作品の傾向や堀井氏の発言を徹底分析。
ドラクエ12の「ダークさの正体」と、気になる「対象年齢(CERO)」について、ガチ考察していきます。
ドラクエ12の「ダーク」なストーリーとは?3つの仮説

「ダークなドラクエ」と聞いて、みなさんは何を想像しますか?
単に画面が暗いとか、モンスターが怖いとか、そういった単純な話ではないと私は見ています。
堀井雄二氏の過去のインタビューや、開発スタッフの顔ぶれから見えてくる3つの「鬱展開」シナリオを予想してみました。
仮説1:勧善懲悪の否定と「選択」の重み
ドラクエ12の最大のテーマとして語られているのが、「選択」です。
堀井氏は発表当初、「人はなぜ生きるのか、生きる道を選択する」という趣旨の発言をしていました。
これまでのドラクエでも「選択肢」はありましたが、基本的には「はい」を選ぶまで話が進まない、いわゆる「予定調和」なものがほとんどでしたよね。
ドラクエ12で予想される「選択」の変化
- 「いいえ」を選んだら本当にストーリーが分岐する
- 一度選んだら二度と戻れない(セーブデータを分けないとやり直せない)
- 正義と悪が曖昧になり、勇者としての「正解」がない決断を迫られる
例えば、「村を救うために仲間を一人犠牲にするか?」といった、究極のトロッコ問題のような選択を突きつけられる可能性があります。
プレイヤー自身の倫理観が問われる、まさに「大人向け」の構造と言えるでしょう。
仮説2:仲間キャラの死・離脱などの「鬱展開」
「ドラクエのダークな部分」といえば、過去作でも強烈なトラウマシーンがありました。
- ドラクエ5:父パパスの無惨な死、奴隷生活
- ドラクエ11:世界崩壊とベロニカの犠牲
これらは物語のスパイスとして機能していましたが、ドラクエ12ではこれが「メインディッシュ」になるかもしれません。
特に今回は「選ばれし運命の炎」というサブタイトル。
「運命」に抗うために、愛着のあるキャラクターが命を燃やして散っていく……そんな展開が頻繁に起こるとしたら、精神的なダメージ(鬱度)は計り知れません。
仮説3:主人公が「勇者ではない」可能性
これまでのシリーズは、例外なく「勇者」または「勇者の生まれ変わり」の物語でした。
しかし、今回はロゴのデザインも禍々しく、主人公の立ち位置自体がダークである可能性も否定できません。
もしかすると、「魔王側の視点」や「復讐者」としてスタートし、世界を救うのではなく、世界を変革(あるいは破壊)するために戦う物語なのかもしれません。
「ダークヒーロー」としてのドラクエ。もしそうなら、シリーズの常識を覆す革命的な作品になりますね。
対象年齢(CERO)は上がるのか?過去作と比較検証

内容が「大人向け」になるとなれば、避けて通れないのがCEROレーティング(対象年齢)の問題です。
「小学生の息子に買ってあげられるかな?」と心配な親御さんも多いはず。
歴代ドラクエのCEROレーティング推移
まずは、過去のナンバリングタイトルのCEROを確認してみましょう。
- ドラクエ1〜9:CERO A(全年齢対象)
- ドラクエ10・11:CERO A(全年齢対象)
驚くべきことに、これまでのナンバリングタイトルは全て「全年齢対象」なんです。
あのパパスが殺されるシーンも、世界が崩壊する絶望も、CERO Aの範囲内で表現していたんですね。
FF16(CERO D)との差別化
一方で、同じスクウェア・エニックスの看板タイトル『ファイナルファンタジー16(FF16)』は、シリーズ初のCERO D(17歳以上対象)となり、大きな話題を呼びました。
FF16は、リアルな流血表現や欠損描写、濃厚な恋愛描写を取り入れ、海外ドラマのような重厚さを実現しました。
では、ドラクエ12もそこまでやるのでしょうか?
私の考察は「NO」です。
ドラクエはFF以上に「国民的RPG」としての性格が強く、老若男女、孫からお爺ちゃんまで遊べる間口の広さが最大の武器だからです。
結論:CERO「B(12歳以上)」か「C(15歳以上)」が濃厚な理由
ずばり予想すると、ドラクエ12のCEROは「B(12歳以上)」または「C(15歳以上)」に落ち着くと見ています。
理由は、流血などの「視覚的なグロテスクさ」ではなく、「犯罪」や「麻薬」、「思想的な対立」といった「テーマの重さ」によってレーティングが引き上げられるパターンです。
(※実際、『龍が如く7』などはRPGとしての面白さと大人向けテーマを両立させています)
これなら、子供には少し難しいかもしれませんが、親御さんが横にいればプレイ可能なラインを守れます。
「18禁ドラクエ」になる可能性は限りなく低いので、そこは安心して良いでしょう。
グラフィックの進化が「怖さ」を加速させる
ストーリーだけでなく、見た目の進化も「ダークさ」に拍車をかけます。
Unreal Engine 5によるリアルなモンスター表現
ドラクエ12は、開発エンジンに「Unreal Engine 5(アンリアルエンジン5)」を採用することが発表されています。
これは映画並みの実写的なCGを作れる世界最高峰のツールです。
鳥山明先生のデザインしたコミカルなモンスターたちが、もし実写に近い質感で描かれたら……?
ゾンビ系のモンスターや、巨大なボスの迫力は、今までの比ではないでしょう。
「生理的な不気味さ」を感じさせる演出が可能になるため、ホラー要素が苦手な人は少し覚悟が必要かもしれません。
ダークファンタジーと相性の良い「HD-2D」の可能性は?
「ドラクエ3 リメイク」で採用されたドット絵と3DCGを融合させた技術「HD-2D」も、ダークな雰囲気作りには定評があります。
ただ、前述の通り12は「Unreal Engine 5」での開発が明言されているため、基本はフル3Dになるはずです。
しかし、3Dでありながらも、HD-2Dで見せたような「陰影を強調したライティング」や、空気中の塵まで感じるような重い演出は、間違いなく継承されるでしょう。
まとめ
今回の考察まとめ
- ドラクエ12の「ダーク」は、残酷描写よりも「精神的な成熟」と「重い選択」を指す可能性大
- 「勇者とは何か?」を問う、アンチヒーロー的な物語になるかも?
- CEROは「B(12歳以上)」か「C(15歳以上)」と予想。全世代お断りにはならないはず
「大人向け」という言葉に不安を感じる必要はありません。
それは、私たちが子供の頃から遊んできたドラクエが、私たちと共に成長し、「大人の鑑賞に堪えうる深み」を手に入れたという進化の証だからです。
開発は着実に進んでいるはずです。今はまだ見ぬ「運命の炎」が灯る日を、期待して待ちましょう!
新しいPVが公開され次第、表現規制やCEROについて即座に追記しますので、ぜひブックマークしてお待ちください。
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